奏未のママ'sライフ

自分らしく!ユルユル家事・育児紹介ブログ

中学受験 不合格体験からわかる母親の対応

こんにちは、奏未です!

 

東京・神奈川ではもうすぐ中学受験ですね!

 

今は実際受験する子どもも、それを見守る親も今は受験当日のこと、そして合否のことしか考えられないのではないでしょうか。

 

中学受験がゴールみたいに感じていませんか?

 

直前なので仕方のない部分もあるかもしれません。

 

でもちょっと待ってください!!

 

中学受験で合格しようが不合格であろうが将来が決まるわけではありません。

 

受験が終わってからの人生の方が圧倒的に長いんです。

 

受験が終わってからの気持ちの作り方が非常に大切です!!

 

これは合格した場合も不合格の場合も言えることです。

 

中学受験後、子どもの将来の方向を決めるのはよくも悪くも親の一言かもしれません。

 

今日は私自身の体験と塾講師として様々なご家庭を見ていて受験直前・直後の親の声かけ成功例&失敗例を見ていきたいと思います。

 

 

 

中学受験をした私の体験記

受験

私は中学受験を経験しました。

 

状況は

  • 姉も私立中学に通っていた
  • 姉が通っている中学を第一志望にしていた
  • 塾の先生にはほぼ受かるという評価をもらっていた
  • 滑り止め校を決めるときは私の意見ではなく、親の意見が採用された(私が滑り止めにしたかった学校より家から近いという理由だけで)

こんな感じです。

 

そして早くも結果発表~(笑)

 

滑り止めの学校しか受かりませんでした!

 

受験後 不合格以上にショックを受けた母の言葉

第一志望校不合格の知らせを聞いたとき、ショックでしたよ。

 

塾の先生のお墨付きももらっていたのもあって自信満々で受けましたから。

 

今思えば受験舐めてたなぁと思う部分も多々ありますが……。

 

でも、1番ショックだったのは不合格という事実よりも母の言葉


「お姉ちゃんは受かったのに……。」
「滑り止めの学校行く?それとも公立に行く?」
この2つでした。

 

なんでショックだったんですかね……。

 

姉と比較され自分のことを認めてもらえなかったから


今までの頑張りが全て無駄だったと感じてしまったから


母にとって滑り止め校と公立校の価値は同じなんだと感じたから(だったら受けさせるなよと思ってしまいました)


親の期待を裏切ってしまったと思ったから

 

いろいろですね。

 

小学校の友だちは私が中学受験をしたことを知っている手前公立中学には行きづらいという小学生なりのプライドから、私は嫌々滑り止め校へ進学しました。

 

進学後の私は本当にひどい奴でした。

 

なんでこんなところに私が通わなきゃいけないの……。


なんでこんな学校に入学しているのにみんな笑ってるの……。


私はここにいる子たちと違うはずなのになんでここにいるんだろう……。

 

こじらせましたね(笑)

 

自信のなさを隠そうと変なプライドをふりかざしている感じ……ですかね。

 

自分の自信をなんとか保とうとして周りを無理矢理下げて見ていた感じです。

 

なんとカッコ悪い。

 

おかげで友だちはうわべだけの付き合いばかり。

 

もう2度と戻れませんが、人生やり直せるなら中学進学時からやり直したいです。

 

 

なぜ進学時からやり直したいのか

私の人生やり直せるなら中学進学時から~という話にあれ?と思われた方もいるかもしれません。

 

受験のときからじゃないの?と。

 

違います。

 

進学時のマインドを直したいんです。

 

受験指導をしているのに乱暴な言い方かもしれませんが、過程はどうあれ受かるときは受かるし落ちるときは落ちます。

 

100%がないのが受験です。

 

それって受験じゃなくても人生のいろいろな場面において言えることですよね。

 

私は「結果は変えられないのだから、次どうするかが大事」なんだと大学進学後の経験から学びました。

 

なので、滑り止め校しか合格しなかったという結果はそのままに「じゃあどうすればこの学校で自分は輝けるのか。この学校の良いところはどこか。」と視点を変えて中・高時代をやり直してみたいんです。

 

 

本題に戻って 母のベターな対応は?

受験結果は私の責任だし、その後どう行動するかも私の判断次第です。

 

なので、私の中・高時代が黒歴史的に幕を閉じたのは結局私のせい。

と大人になったからこそ思うのですが……。

 

12歳の子どもはまだまだ親の影響を受けやすい時期。

 

経験も少ないので気持ちの切り替えが自分では難しいこともあります。

 

やっぱり親の対応が大事!!

 

私の母の場合は……
「頑張って勉強したけど、今回は残念だったね。」
「中学に入ったら定期テストっていうのがあるけど、どうやって勉強したらいいと思う?」
「入学したら何に挑戦してみよっか。」
といった内容がベターだったと思います。

 

ポイントは

  • 結果ではなく過程を認める
  • 受験勉強を通して得た経験(勉強の仕方など)を見直して次につなげるきっかけを与える
  • どこの学校に行っても楽しいことがあるということを意識させる

です。

 

子育てにベストはないと思うのであえてベターと書いてみました。

 

不合格のときの母親の対応 補足

私の母を例にとって不合格だったときの親の対応について書きました。

 

少しだけ補足します。

 

親が結果に落ち込まないことも大切です。

 

落ち込んでも子どもの前ではそれを見せず明るく振る舞うことです。

 

大人が思う以上に子どもは不合格にショックを受けていることが多いです。

 

泣く子や暗い雰囲気を素直に出せる子もいますが、無理をしていつと通り振る舞おうとする子も多いです。

 

いつも通りの子どもの様子を見て「うちの子は何を考えているのかしら!」とイライラする方もいますが、落ち着いてくださいね。

 

本当にショックを受けてなくて笑っているだけだとしても「前向きにいいことだ!」くらいに見ていた方がいいです。

 

親は落ち込まず、前向きに!

 

これがポイントです。

 

 

子どもが合格を勝ち取っても気を付けたい親の対応

これは受験後ではなく受験前からの対応ですが、「受験が終わったらいくらでも遊んでいいから!」と言っていないですか?

 

子ども自身に目標がなく親の意見だけで受験をするご家庭に多いケースですね。

 

勉強があまり好きでない子に「受験までは頑張って!終わったらいくらでも遊んでいいから。」と言ってしまいがち。

 

このような言葉をかけられた子の定期テストの点がよかったことはほとんどないです……。

 

もちろん、受験が終わって1、2週間くらいはゆっくり好きなことだけしてもいいと思います。

 

しかし、受験がゴールではありません。

 

これから先の中学校生活をどう過ごすかが大切。

 

しかも面白いことに、最初の定期テストでこれから先の大体の自分の位置が確定します。

 

理由は

  • 最初の定期テストで出されるものは基礎中の基礎!ここでつまずいたら後の知識が積み上がらないから
  • 「私の実力はこのくらい」と子どもの脳が勝手に初期設定をしてしまうから

 

あとは、単純にいい点数が取れれば自信になるので、親がそれとなく導いてあげたいところです。

 

なので、 「中学は英語も数学も始まるからちょっとずつでも先取りしよう!」という話をして、受験後もある程度勉強に向かう環境を整えてあげてください。

 

受験でせっかくついた勉強習慣をなくすのはもったいないですよね!

 

 

まとめ

中学受験がゴールじゃない。

それからの人生の方が圧倒的に長い。

 

それを意識して子どもにどれだけ寄り添ってさりげなく導いていけるかが親の役割だと私は思います。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

 

久しぶりに仕事関係の話をしました。

 

自分の考えが溢れすぎてセーブできているか、まとまっているか……。

 

何かご参考になれば嬉しいです。

 

それでは、また今度。