奏未のママ'sライフ

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帝王切開 麻酔や術後の様子、傷跡は?1人目編 【傷跡写真あり】

 こんにちは、奏未です!

 

5月に娘を出産してはや5ヶ月……。

 

出産の痛みを素手に忘れつつあります。

 

しかし、先日妊娠中の友だちから「帝王切開にかかるお金って?」「帝王切開って痛いの?」と質問を受けました。

 

私が帝王切開をすることになったときは、周りに経験者がいなくて不安だったなぁとしみじみ……。

 

ということで、今回は私の帝王切開体験談を書きたいと思います。

 

わかりやすく、1人目と2人目で分けて書こうと思います。

 

※病院ごとに手術の流れやその後の対応が異なると思いますので、参考程度にお読みください。

 

よろしくお願いします。

 

 

1人目の帝王切開が決まるまで

1人目(息子)のときは切迫早産で入院していました。

 

入院中に逆子と発覚。

 

一般的に、逆子だと逆子体操をしたり、無理矢理押して戻したりするらしいです。

 

しかし私の場合は切迫早産で、体操をして早産になってしまう方が赤ちゃんによくないということで帝王切開が決まりました。

 

手術は正産期に入ったばかりの37週0日に行われました。

 

帝王切開の流れ

手術前

手術に関する説明&承諾書

帝王切開に限らず手術前にはいろいろ説明されます。

 

そして、輸血時の感染症や術後の後遺症についての承諾書にサインをしていきます。

 

この承諾書の内容が不安をそそりました。

 

仕方のないことですが、承諾書には最悪な事態に関することが書かれています。

 

例えば、麻酔の合併症で神経麻痺が残る可能性があるとか……。

 

こ、こわすぎる!

 

説明を聞きながら泣きたくなりました。

 

手術前の処置

手術に向けて 点滴や輸血の針をさします。

 

点滴は手術用の点滴があるらしく、通常のより太めです。

 

その分痛い……。

 

輸血の針も注射に比べたら痛かったです。

 

2つとも我慢できるレベルの痛みなので、ここは安心してください。

 

後々の痛みに比べたらこんなのは……ははっ(笑)

 

あとは、 血栓防止に医療用ストッキングを履きました。

 

医療用だけあってメディキュットとは比べものにならない着圧感でした。

 

ちゃんと履けないと食い込んで痛いくらいです。

 

帝王切開の手術中

麻酔

いよいよオペ室に入って手術!

 

まずは 麻酔を打ちます。

 

麻酔は全身麻酔ではなく、 脊椎麻酔です。

 

正確に麻酔を打つために、 エビのように背中を丸めます。

 

お腹が大きいので、これが地味に苦しかったです。

 

そして、ややこしいのですが、 最初に麻酔を打つための麻酔を打ちました。

 

これはいわゆる注射のチクッより少し痛いバージョンって感じでした。

 

次は本番の(?)麻酔です。

 

こちらはもちろん痛くはないですが、麻酔薬が入ってくる感じがずーんときました。

 

なんか気持ち悪い感じです。

 

麻酔を打つとすぐに下半身の感覚がなくなりました。

 

それと同時に私は気持ち悪くなってしまい、血圧も低下してしまいました。

 

体の傾きを変えて麻酔の効きを調整して解決しました。

 

よくあることなのか、スタッフの方は淡々と作業してました。

 

血圧が安定してきたところで、足やお腹に保冷剤のようなものを当てて麻酔が効いているか確認。

 

オーケーが出たらいよいよメスをいれます。

 

出産

感覚があったら困りますが、本当に切られている感覚はゼロでした。

 

担当医の方に「もう切り始めてますよ~」と言われるまで全くわからなかったです。

 

赤ちゃんを取り出すときにちょっとだけグリグリされる違和感を感じました。

 

この違和感を気持ち悪いと表現している方が多いですが、私は大丈夫でした!

 

そして、無事息子誕生。

 

感動しました!

 

息子が出てきてくれた後は胎盤の摘出や傷の縫合をして帝王切開が終了しました。

 

お腹を開いて赤ちゃんが出てくるまでの時間より、その後の処置の方が時間がかかっていました。

 

術後

その日の夜

麻酔が切れてからが帝王切開本番!!って感じです。

 

後陣痛なのか単純な手術の痛みなのかわかりませんが痛いです。

 

痛み止めの座薬や点滴を使って痛みをしのぎました。

 

痛み止めが効いてくれたのか私が痛みに強いのか、1人目のときは全然我慢できるレベルでした。

 

看護師さんが「痛みに強いねー!」と驚いていたので、私はレアケースだったのかもしれません。

 

痛み止めを使っても痛くて仕方がない!という方が多いみたいです。

 

私は2人目のときにそれを体験したんですけどね……ふふふ(笑)

 

2人目のことは別記事に書きますね。

 

あ、あと看護師さんに教えてもらったのですが、 痛み止めは痛くなる前に飲んだ方がいいらしいです!

 

自分で痛み止めのタイミングが選べるのであれば、無理せず早めにお願いした方がいいと思います。

 

あとは 寝返りがうまくできないので体が痛くなりました。

 

看護師さんがちょこちょこ様子を見に来てくれて寝返りも手伝ってくれました。

 

次の日

傷の痛みはまだまだ残っています。

 

しかし…… もう歩く練習が始まります!

 

早く子どもの面倒をみないといけませんからね。

 

お母さんはのんびりしていられません。

 

とはいえ、さすがに寝た状態からすぐに上体を起こすことはできません。

 

自動ベッドの背もたれ部分を上げて上体を起こします。

 

これだけで痛い、苦しい……。

 

そこからなんとか足を床に下ろして、いざ起立!

 

無理でしょー!!

 

激痛でした。

 

私はひどい立ちくらみで吐きそうなくらい気持ち悪くもなり、すぐに座りました。

 

気持ち悪さが落ち着いたところで再度挑戦!

 

痛いことに変わりはなかったですが、看護師さんに支えられながら少し歩けました。

 

歩けることが確認されると、尿管を外されます。

 

看護師さんが悪魔に見えた瞬間でした(笑)

 

いや、尿管をつけていたいわけではないですよ。

 

しかし、これでお手洗いに自力で行かないといけないとなるとツラいの一言です。

 

「慣れればあんまり痛みが出ないような歩き方をマスターできるから頑張ってください!」と明るい笑顔で悪魔(看護師さん)は去っていきました……。

 

早ければこの時点で赤ちゃんのお世話が始まります。

 

私は息子が保育器に入ってしまったので、息子のお見舞いをしに歩いた程度でした。

 

それだけで1日の大仕事を終えた気分になりました。

 

この状態で母子同室をスタートされてたら私は脱け殻になっていたと思います。

 

息子のことは心配だけど、休めてよかったと思ってしまいました。

 

帝王切開の傷跡

女性としては傷跡は気になりますよね。

 

結論から言うと私は傷が目立ちまくりです。

 

現在の様子(2人目の帝王切開から5ヶ月後)はこちら

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妊娠線や毛も写っててお見苦しくてすみません。

 

1人目のときはもっと色が濃く太かったです。

 

しかし、心配しないでください!

 

このようになることはあまりないそうです。

 

私の体質です。

 

私は小学生のときの深めの擦り傷も未だにケロイドのように残っているので、本当にそうなんだと思います。

 

本来なら、

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この写真の上の方(丸く囲った部分)のように細く跡が見える感じなんだと思います。

 

あと、私は卵巣嚢腫の手術跡があり、それに合わせて縦にメスを入れましたが、通常の帝王切開は横に切るそうです。

 

ビキニを着ても傷が隠れるようにお腹の下の方を切るんだとか。

 

気になる方は切る方向や場所などを相談してみてもいいですね。

 

私は名誉の傷だと思って温泉では堂々と出しています。

 

ビキニは傷というよりお腹のプヨプヨが恥ずかしくて着れません(笑)

 

帝王切開のお金の話

帝王切開は自然分娩よりお金がかかると思われがちですが、そんなことはないです。

 

出産育児一時金はもちろん、高額医療費制度が適用されたり、医療保険がおりるので、場合によっては利益が出ます。

 

お金の負担が軽いのは安心できますね。

 

申請先や申請方法はそれぞれ異なるので、調べてみてください!

 

読んでいただきありがとうございました。

 

ご参考になれば幸いです。

 

それでは、また今度。