奏未のママ'sライフ

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子ども・夫につい怒ってしまう人必読!アドラー心理学のすすめ

※2019.8加筆・修正

 

こんにちは、奏未です!

 

今回は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学という本でハッとしたことがあるので紹介します。

 

特に、つい怒ってしまう人や怒った後によく後悔してしまう人にオススメです。

 

 

 

 

アドラー心理学とは?

アドラー心理学は、アルフレッド・アドラーという心理学者が創始した心理学です。
 
アドラーって誰?聞いたことない」と思う方も多いと思いますが、実はフロイトユングと並ぶ3大心理学者の1人です。
 
最近では『嫌われる勇気』というアドラー心理学を元にした本が人気となり、ドラマ化もされました。
 
 そんなアドラー心理学の最大の特徴は「目的論」です。
 
目的論に対して原因論というのがあるので比べてみましょう。
 
たとえば、原因論では「両親が離婚した経験から、男女関係がうまくいかない」と考えますが、目的論では「男女関係は煩わしいから、過去の記憶を持ち出している」と考えます。
 
つまり、男女関係は煩わしい→男女関係を避けるという目的に沿って記憶を呼び起こし、男女関係を築かないように行動していると捉えます。
 
このように考えると過去の経験はこれからの自分の行動に関係なく、好きなように選択が可能であるということになります。
 
この考えは実に前向きで、アドラー心理学自己啓発の源流とされています。

 

 私がハッとした内容 

 怒りは2次感情

怒りには他の感情が隠れています。

 

たとえば、親が子どもを怒るのは心配という1次感情からです。

 

1次感情は落胆、心配、悲しみ、寂しさ、傷つきなどがあります。

 

よく怒ってしまう人は自分の怒りの原因である1次感情と向きあって、怒りをぶつけるのではなく他の形のコミュニケーションの方法で問題を解決するといいです。

 

もし心配という感情から怒ってしまうのだとすれば、心配していることをまっすぐに伝えたほうが子どもも受け入れやすいということです。

 

確かに怒られると反発したくなったり傷つけられた気持ちになったりしますね。

 

それなら「心配しているから○○しないで」と言われたほうが受け入れられます。

 

怒りをぶつける前に、その裏に隠れている心配や悲しみなどを見つけて伝えてみましょう

 

ためしてみた

私は職場と家庭でためしてみました。

 

仕事とはいえ塾で働いていると子どもに怒りそうになってしまうこともあります。

 

しかし、怒ってしまう前に自分の1次感情を考え、伝えるようにしました。

 

授業中おしゃべりが多い子には「受験に向けて大切な時期におしゃべりが多いと心配だな。」や「今、結構一生懸命話してるから、聞いてもらえてないと悲しいな。」など他のシーンでも使いました。

 

すると、やはり怒るより効果ありでした!

 

特に「今、結構一生懸命話してるから、聞いてもらえてないと悲しいな。」と言ったときには、言い方が自虐ネタっぽかったのかもしれませんが笑いが起き、その後はいつも以上にしっかり聞いてくれました。

 

怒らないほうがクラスの雰囲気も私自身の気分もいいので、気持ちよく仕事が進みました。

 

仕事ではこの方法が身についてきています。

 

 

ただ、私もまだプライベートでは修行中です。

 

どうしても身内には怒りがばっと出てしまいますね……。

 

特に主人。いや、主人だけに(笑)

 

しかし、怒ってしまった後に怒りのもとになった1次感情を伝えるようにしています。

 

そうすると、いや~な雰囲気も仲直りのほうへ向かっていきます。

 

また、この1次感情・2次感情のことを知る前はカッとなる理由もよくわからず怒りをぶつけるだけのこともありました。

 

その理由と向き合うようになったらコミュニケーションがスムーズになって自分自身も楽になった気がします。

 

 

他の人が怒っている場合も、1次感情は何かを考えると解決の糸口になるかもしれませんね。

 

これに関してはまだ試していませんが、そういった場面に巡りあったらためしてみようと思います。

 

まとめ

1次感情である心配や悲しみがもとになって2次感情である怒りが生まれます。

 

怒りと向き合うにはその1次感情は何なのかを考え、それをうまく伝えられるようにするとコミュニケーションがスムーズに進みます。

 

 

今回ご紹介したのは『マンガでやさしくわかるアドラー心理学のほんの一部です。

 

本書のメインは2次感情の話ではなく勇気づけについてです。

 

ご興味がある方は読んでみてください!

 

読んでいただきありがとうございます。

 

参考になれば嬉しいです。

 

では、また今度!